最近テレビで小品盆栽がブームだと、特集を組んで放映される事が有ります。
私たちが目指しているような、10年、15年と年数をかけて、幹は太っても背丈を伸ばさないというものではなく、
そこにある素材を形の良い鉢に植えきれいに見せて、その場その時を楽しむ方法のように思われます。
今風の楽しみ方で、若い方達や女性でも簡単に楽しめて、皐月のように変化にとんだ花が楽しめる素材では、大変参考になる事だと思います。
今、多くの方達がこんな盆栽の楽しみ方を望んでおられるのなら、我々業者もその事に目を向けるべき時が来ているのではないでしょうか。
確かに
盆栽の入門としては高価でもなく、堅苦しくもなく、誰でも気軽に入れる世界のように思われます。
盆栽とはやればやるほど奥の深さを感じ、楽しみながらも結構疲れるものです。生き物だから現状維持はあり得ず、持ち込めば持ち込むほど良くなるか悪くなるかでしょう。
ですからベテランにその覚悟を問われてしまえば、おいそれとは入り込めない世界だと言えるでしょう。
そこに
盆栽人口の裾野が広がらない原因があるのではないでしょうか。
皐月の場合は美しく多彩な花が咲くので特に小品にこだわる必要もなく、作り方によっては、今風でもっと簡単な楽しみ方が出来る素材だと思います。
↓最新花【千裕】

↓最新花【大盃の光】

↓最新花【麗子】
スポンサーサイト