盆栽ひとすじ40年の園主のコラム&ワンポイントアドヴァイス
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園主

Author:園主
福岡県大牟田市にある皐月専門店「長野皐月園」の園主。

盆栽業を長く続けているからこそ、アドバイスできること。
思いなどをコラム調につづっております。
手軽でスタイリッシュではないけれど、趣のある昔かたぎな【皐月】の良さを、若い世代にも知ってもらいたい!
30年の間に培ってきた経験を、ネットを通して伝えて行きたいのです。

■2011年5月25日■
【なお姫】
(社)日本皐月協会に新花登録。
(長野嗣 名義)
---

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2008.03.25 Tue
ワンポイントアドバイス(その6)
皐月の手入れに関しては 実際に自分で管理をしていると、ずっと以前に先輩方や本などで教えて貰っていた事と、違ってきているように思います。

基本的には樹勢を落とさないようにすることを第一に考え、管理をしています。
以前は花後に植え替えをして、よく樹勢を落としたり枯らしたりしたので、植え替えに苦手意識さえ抱いていました。
しかし、今では作業の時期を秋口から春先までの間に変えています。

根のさばき方も一般的な植え替えでは、なるべく根鉢を崩さないように注意しています。
安価で歯の荒いノコギリ等で根の厚みの3分の1から2分の1くらいを切り落とし、回りも4角に切りさらに角を切り落とし、8角形にして、表面の肥料などで汚れた土を掻き落とし出来るだけきれいにしてやります。

根の間の苔や枯葉は要らなくなったお箸などで掻き取り、巻き根やじゃまになる根も切り外し整理します。
この時、根であっても切り口には、必ず癒合剤を塗っておきます。

以前は根の底をおわん形にくりぬいていたのですが、木を弱らせるだけなのでやめた方がいいと思います。
鹿沼土は硬質ふるい分けで、中粒を鉢底に少し厚めに敷き、根の触れる部分から表面までは小粒を使用します。
使用する割合は、鉢の深さによって変えています。

長尺樹形や薄鉢を使用する場合は、1.5ミリ位のアルミ線で鉢穴から固定します。

皐月の剪定も、植え替えの時期とほぼ同じような時期に行っています。
以前は花後に強い芽摘みを行っていたのですが、今では軽い芽摘みや枝抜きをする事はあります。
が、ほとんどの木は春先までに剪定を済ませ、花後は切り込まず、夏に向けて樹勢を落とさないよう心掛けて培養しています。
花物は花が咲いている時、咲き分けのバランスが良くなるように切っておきます。


これから開花に向けて大切なのが消毒です。
3月のうちに殺ダニ剤の散布を済ませ、1週間後位からオルトラン水和剤とベンレート水和剤の1000倍液にダイン等の展着剤を加え4月の中旬までに2?3回、それ以降は5月の中旬まで週に1度くらいの割合で、雨と風のない早朝か夕方に散布します。
薬剤は他にもスミチオン乳剤(開花後は良くないようです)や花腐れにはバイレトン水和剤なども効果があるようです。

早咲きの花が沢山開いていてもベンレートやバイレトンならシミの入る心配は有りません。
栃木の業者の方で皐月が開花し始めたら、雨が降るたびに、殺菌剤をかけるという人もいました。

それともう一つ大切なのが、ナメクジの駆除をしておくことです。
市販の駆除剤を開花前に鉢の上ではなく、鉢を置いてある棚の上に、晴天の日の夕方のせておけば夜のうちに鉢底から、なめに来るので退治することが出来ます。
ナメクジは花を食べ、這った所にはシミが入ります。

摘蕾もなるべく早めに終えておきましょう。
木が弱っている時や、根洗いを行った時は、蕾をすべて落とし、花は咲かせない方が無難です。

施肥は5月の初めまでに2?3回行っています。
私は成分のバランスが良い、「なるこ有機」を適量ずつ与えています。
一般的な植え替えを行った木には、約2週間後に少なめに与え、根洗いをした木は秋まで与えない方が良いでしょう。
また、弱っている木には樹勢が回復するまで与えない方が安全だと思います。

以上のような事に注意して、今年は最高の花を咲かせて楽しんでください。



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