盆栽ひとすじ40年の園主のコラム&ワンポイントアドヴァイス
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プロフィール

園主

Author:園主
福岡県大牟田市にある皐月専門店「長野皐月園」の園主。

盆栽業を長く続けているからこそ、アドバイスできること。
思いなどをコラム調につづっております。
手軽でスタイリッシュではないけれど、趣のある昔かたぎな【皐月】の良さを、若い世代にも知ってもらいたい!
30年の間に培ってきた経験を、ネットを通して伝えて行きたいのです。

■2011年5月25日■
【なお姫】
(社)日本皐月協会に新花登録。
(長野嗣 名義)
---

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質問等も、出来る限りお答えしたいと思っております。
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趣味:パソコン、車、DVD鑑賞など

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2008.02.25 Mon
園主の独り言【影響を受けた人物 その3】
栃木で様々な模様木を見ているうちに、以前本で見ていた練馬模様木に出会い、その垢抜けた姿に強くひかれてしまいました。

どうしても本場でその姿を見たくなり、東京まで出向いて榎本氏を訪れ、見せて頂いたことが有ります。
当時写真でしか見たことのなかった、長尺で太幹の板橋樹形の古木が鉢に入ってズラリと並んでいたのには、ただ驚くばかりでした。

一本でも凄いのに、全く違う世界に迷い込んだみたいで圧倒された中、お話は聞けたものの、一本の皐月の値段すら聞けずに、それでも満足して帰ったことを覚えています。


それまで、太物と言えば、庭から掘り上げたような自然木が殆どだったので、模様木が年数を経て太くなり完成した姿を目の当たりにした時、それまでの認識が変わってしまいました。

それから暫くして、私の友人が東京へ出て近くに住んでいることをきっかけに、西新井の宝田さんを訪ねてみました。
宝田さんは「趣味の家」の協力店をやっておられ、主に八塩流模様木を取り扱いながら、ご自分でも曲付けをされていました。
園内のどれもが垢抜けていて、これが東京の皐月なのか!と田舎者丸出しで見せていただきました。
お人柄も江戸っ子然とした面倒見の良い方で、ずいぶんお世話になったものです。

その頃注目され始めていた皐月の特小品作りにおいては、スペシャリストとも言える存在で、高さ15センチの制限の中で妥協を許さない、徹底した枝作りは、まさに職人技で、なかなかまねのできるものではありません。

模様木の枝作りにおいても、八塩流の美しい幹模様を最大限に生かす高度な針金掛けの技術を身につけておられ、それを見せられた時、私は自分の技術の未熟さを思い知らされる気がしました。
模様木に使う針金を、アルミ線から銅線に変えたのも、宝田さんのご指導によるものでした。

栃木のK氏やKS氏が厳しい自然の中で、そこに溶け込むかのような自然の姿の盆栽を創作されるのに対し、宝田さんはどこまでも「人工的」で「垢抜けた」、都会的な盆栽づくりをされています。
どちらも、高度な技術と感性の元に作られているのですが、環境の違いゆえか?
全く違ったこれらの作りは、どちらも優れた盆栽であるにもかかわらず、お互い、感覚的に相いれないものもあるようです。

しかし同じ皐月盆栽において、それらの違いが切磋琢磨することによって、素晴らしい作品が生み出されてきたのではないでしょうか。

今では、皐月の世界も2世、3世の時代となりつつあります。
若い人たちの盆栽技術は出発地点が高い分早く上達しているように思うのですが、前述の方達のような、実際の環境の中での経験から、必然的ににじみ出たような感性とそれを盆栽に生かす高度な技術は、習ったとしても簡単に到達できるものではないでしょう。

KS氏の特徴的な作りとして、途中双幹等の従幹は、強風にあおられ弓なりに立ちあがった様や主観が斜めになりながら、どこまでも光を求めて伸びていく姿をよく表現されています。
が、枝先は勿論の事、深い処まで北国の自然の木を観察され、それを皐月作りに生かす技術と感性の鋭さには、好みをも超越した説得力を感じてしまいます。

最近では、盆栽としての美しさを感じさせない自然風樹形や、技術だけに頼った、余りにも人工的で、自然の厳しさを連想しない自然風樹形等が多い中、その分野でのパイオニア的存在として、それらの作りとは、一線を画しているものだと思います。
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テーマ:和!盆栽を語ろう! - ジャンル:趣味・実用
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