
店内の状態

清峰(Seuihou)

三姉妹(Sansimai)
さつきの花にとって雨は大敵ですが まだ気温が低いので 消毒さえ届いていれば
恐れる事は有りません。
私は今でも 殺菌剤はベンレートを使用しているのですが 先日来られたお客様が
「ベンレートで効きますか?」と不審そうに言われたので きっと薄すぎるのだろう
と思い 聞けばやはり2000倍でかけられていました。
私も初めの頃は 説明書き通り1500~2000倍でかけていたのですが あまり効果が見られなかったので プロに尋ねた所1000倍だという事が分かりました。
これからは できるだけ雨が降る度に散布するようにしています。
もちろん 咲いている花にかけても ほとんど問題はないようです。
ただ 花びらに雨粒が残ったまま 高温の強い陽射しを浴びれば 花が煮えてしまい
これは早めにちぎるしかないようです。
また 消毒液は ベンレート水和剤と相性のいいオルトラン水和剤を混用し それに展着剤を加えるようにしています。(オルトラン水和剤も1000倍)
消毒が行き届いていても花びらにシミが入る時はナメクジの仕業かも知れません。
鉢の裏をナメクジがいないか確認して 見つけたら退治しておきましょう。
この時期 早めにナメクジ誘殺剤を棚の上にまいておく事が大切です。
あるお客様が 初めて「三姉妹」を買われて 次の年に「三姉妹は異次元の美しさでした!」と興奮気味に言われ 2本目を買って帰られた事があります。
同じ「三姉妹」でも 沢山の「萌華」を生産されている中に たまたま2色咲きが出現した「三姉妹」と はっきり固定された「三姉妹」を親木として増やされた樹の2種類を仕入れていたのですが 前者はなぜか物足りなさを感じますが 後者はほぼすべての樹が まさに「異次元」の美しさを見せてくれました。
今年の新たな発見は「清峰」の3色咲きを確認できたことです。
去年までは出ていなかったのか?気付かなかったのですが 持ち込むことの大切さを感じました。文句なしに超一級品の花だと確信しました。
当園の「なお姫」もつぼみが膨らみ 開き始めました。花弁の厚い 大々輪の花は優雅さと気品を感じさせます。
これから6月後半までの長丁場ですが リポビタンとニャンコ達(癒し)の助けを借りて 頑張りたいと思います。

なお姫(Naohime)

花舞妓(Hanamaiko)

はなごろも(Hanagoromo)

銀の采(Ginnosai)

蛍灯(Hotarubi)

花綴Hanatuzuri)

桃香(Momoka)


前回載せた飛鳥錦がこんなに咲きました。(2色咲きも出ています)

店の前にならべた花々