盆栽ひとすじ40年の園主のコラム&ワンポイントアドヴァイス
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プロフィール

園主

Author:園主
福岡県大牟田市にある皐月専門店「長野皐月園」の園主。

盆栽業を長く続けているからこそ、アドバイスできること。
思いなどをコラム調につづっております。
手軽でスタイリッシュではないけれど、趣のある昔かたぎな【皐月】の良さを、若い世代にも知ってもらいたい!
30年の間に培ってきた経験を、ネットを通して伝えて行きたいのです。

■2011年5月25日■
【なお姫】
(社)日本皐月協会に新花登録。
(長野嗣 名義)
---

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質問等も、出来る限りお答えしたいと思っております。
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趣味:パソコン、車、DVD鑑賞など

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2013.01.21 Mon
園主の独り言【花と木を楽しむ】
以前、ブログに最新花で文人木を作ったらどうですか?という提案をした事がありますが、最新花のような細い木で、花と樹形を楽しむには「文人木」が面白いと思います。
枝数花数が少なくなるのですっきりした花が咲きやすくなるかと思いますが、そのぶん花色を良く確認しておくことが大切になります。

この樹は7年前に4年生の竹巻きの苗を仕入れていた「恋あかり」という品種で、文人調の素材として切り込んでいたものを、初めて整枝をしてみました。
「恋あかり」「明日香山」の赤花のようなもので、私はきれいだと思うのですが、一番新しいさつき事典からは外されているようです。「明日香」とは赤の色が違い、葉も花も小さいので、持ち込んで文人木等の盆栽型にするにはうってつけの品種だと思います。

次は2年前に花付きの苗木(3年生)を仕入れていた「白い花かざり」で、初めは単幹でしたが背丈が低い上に細過ぎたので、ボリュームを出す為に根元から出た芽を利用して株立ちにしました。小輪では有りますが花はきれいなので沢山咲かせたいと思います。
多幹樹形も細い木で花を楽しむ為のひとつの提案だと思います。

3番目の「華衣」は昨年仕入れた竹巻きの長尺苗に針金をかけたものです。
太さや葉張りの割には年数のたった木で、かわいがられていなかったようです。
まだはっきりと花を確認していないので枝は殆どを残していますが、最終的には現在の半分程度に枝数を減らし、流れのある軽くて不安定な樹形に仕立てていきたいと思います。

「文人木」「多幹樹形」は鉢で持ち込めば持ち込むほど味わいが出てきます。
太幹の盆栽仕立ても随分やってきましたが、今では軽くて植え替えもしやすく、花も楽しめる盆養木や花を楽しむ為の樹形である花物仕立てが好きです。

さつきは好みによって色んな楽しみ方が選択できますが、どんな樹形であっても花は真剣に咲かせてもらいたいものです。花あってのさつきだと思うからです。





恋あかり
↑恋あかり(KOIAKARI)
樹高:90cm/幹回り:8.5cm

白い花かざり
↑白い花かざり(SHIROI-HANAKAZARI) <クリックすると大きい画像が表示されます>
樹高40cm

華衣
↑華衣(HANAGOROMO)
樹高:87cm/幹回り:5.5cm
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テーマ:盆栽 - ジャンル:趣味・実用
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2013.01.10 Thu
園主の独り言【新年のご挨拶 と 今後について…】
あけましておめでとうございます。


春までの作業の中で一番大切なのは植え替えだと思いますが、あと一年もてるかな?と感じた時は植え替えておいた方が無難です。
私はよくそれで樹を弱らせてしまいます。
春から一気に根がまいてきて、夏頃には水がはけなくなり葉の色つやも悪くなります。

2月の末から3月の初めにかけて、ホコリダニ予防のために忘れないように「殺ダニ剤」を散布しましょう。
私はこれを消毒の始まりとしています。
消毒薬については「月刊さつき研究」の1月号(P60~61)に一覧表が載っています。

「殺ダニ剤」の散布は、同じ種類の薬は基本的に1度の散布にとどめ、効かないような時には他の「殺ダニ剤」を散布しなければならないのはご存じだと思いますが、「殺ダニ剤」は規定の倍率で散布するのは勿論、他の薬品(殺虫剤・殺菌剤)を混入しないように注意が必要です。

---
昨年、当園の会員さんの1人が「殺ダニ剤」をかけたら薬害を起こしたと騒ぎだされ、他の会員さんの木が弱ってきているのを見て、それも薬害だと言う見解になったらしいのですが、双方の症状が全く違っていたので、薬害を認めようとしない私との間で気まずい状況になり会の雰囲気までおかしくなってしまいました。
のちに分った事ですが、初めの方は一度に大量の肥料(20kgを2年でやり終えていたのを1度に30kg)を与えられたのが原因で葉ぶるいしたらしく、その理由はより良い花を咲かせる為だったそうで驚きました。
次の方は春に症状(葉の色が薄緑で異常に小さい)が出始め、10月には約200鉢のさつきの他、庭植えの大きなツツジも茶色になり、ほんの一部分に薄緑の芽が伸びていて根のまわりには除草剤をかけた跡があり、草が生えないようにかけられていたそうです。
剪定のきつい太物は早い時期に枯れ込み、残りもほとんどが半年以上かけて徐々に枯れ込んでいる姿は異様で、剪定のミスや薬害等のレベルではなく、除草剤が何らかの形でわずかな量(多ければ短期間で枯れたはず?)混入したとしか思えません。
それでも薬害だと言い張られるので、その症状を「殺ダニ剤」のメーカー数社に問い合わせたところ、「規定の希釈倍率に単用で使用する場合、薬害は考えられないし、症状が違う」との事でした。
何の解決にもなりませんが、私自身が納得できただけです。
お二人ともベテランで会の中心的存在だったのでとても残念です。。



昨年は正月に最高齢(88歳)の会員さんがお亡くなりになったのが発端となり、他にも体調をくずされたり、様々な原因でリタイア組が続出し愛好会は壊滅状態となりました。
花季展まではどうにか開催できたのですが、秋季展は初めて中止せざるを得ませんでした。
この先、愛好会としての展示会を開催する事は出来ないと思いますが、「個人展」として、もっと気軽に当園のさつきを飾りたいと思っています。

何事もつくり上げていくのは大変ですが、壊れる時は一瞬でもろいものです。
それでも私自身のさつきに対する姿勢が変わる訳では有りませんので、これからも皐月界の将来を見据えながら(少しオーバーですが)、私なりの進み方をしたいと思います。

今後ともよろしくお願いします。

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