盆栽ひとすじ40年の園主のコラム&ワンポイントアドヴァイス
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プロフィール

園主

Author:園主
福岡県大牟田市にある皐月専門店「長野皐月園」の園主。

盆栽業を長く続けているからこそ、アドバイスできること。
思いなどをコラム調につづっております。
手軽でスタイリッシュではないけれど、趣のある昔かたぎな【皐月】の良さを、若い世代にも知ってもらいたい!
30年の間に培ってきた経験を、ネットを通して伝えて行きたいのです。

■2011年5月25日■
【なお姫】
(社)日本皐月協会に新花登録。
(長野嗣 名義)
---

お気軽にコメントください。
質問等も、出来る限りお答えしたいと思っております。
リンクをしてくださる方は、お手数ですがご一報くださいませ。

趣味:パソコン、車、DVD鑑賞など

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2011.06.16 Thu
園主の独り言【2011年度花期に関する反省点】
昨年に比べ今年の花は、正直言ってとても満足できるものでは有りませんでした。

葉の色もよく蕾もしっかり付いていて、水切れさせた覚えもないのに咲いた花の数が極端に少なく、「新生」や「めぐみ」等は花が小さく、見栄えがしませんでした。
「おかしい」とは思ったものの、原因が思いつかずそれなりに咲いている花でお客様は喜んで下さるので、あきらめていました。

ところが先日、栃木の仲間の方と話していたら、驚くような事を聞かされました。
ある殺菌剤を使用すると、花腐れ菌には効果があるものの、副作用として蕾がイジケテしまうと言うのです。
那須野」や「五月晴」、「新峰」、「新煌陽」、「松波」等は殆んど影響を受けなかったようですが、その他の品種は何らかの影響を受けていたように見えました。
きちんとした裏付けがある訳ではないので、その殺菌剤の名前を公表する事はできませんが、昨年まで主に使用していた「ベンレート水和剤」では今年のような状況は思い当たりませんでした。

花を咲かせることの難しさと、どんな症状にも対処法はあるのだと言う事をあらためて知らされました。
毎年新しい花が出てくるように、新しい発見があります。
40年近くこの仕事をやっていても、まだ沢山の課題を抱え、新しい試みをしても結果が出るのは一年後なのですから、真剣でなければ続きません。


今年もどうにか写真を撮るくらいの花は咲いたので、ご覧下さい。




新翠005_2
↑新翠(SHINSUI)
鹿沼錦051_2
↑鹿沼錦(KANUMANISHIKI)
新煌陽030_2
↑新煌陽(SHINKOUYOU)
翠香064_2
↑翠香(SUIKA)
大寿025_2
↑大寿(TAIJU)
翠峰011_2
↑翠峰(SUIHOU)
ほたる126_2
↑ほたる(HOTARU)
花月の誉058_2
↑花月の誉(KAGETSU-NO-HOMARE)
さくら088_2
↑さくら(SAKURA)
錦絵125_2
↑錦絵(NISHIKIE)
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2011.06.10 Fri
園主の独り言【花の美しさにこだわるということ…】
さつきの花もほとんどがピークを過ぎ、今「翠光」が美しく咲いています。

「早耶香」の中に間違えて混ざっていた「翠光」の花が余りにもきれいだったので栃木の仲間に探してもらい、やっとの思いで手に入れたものの、昨年咲いた花は期待はずれの地味な色で、お客様にお薦めする事も出来ずにいたのです。
…が、一年経った今年の花はとても同じものとは思えないほどの美しさで、花の大きさこそまだ物足りないものの、花弁が厚く花形もしっかりして素晴らしい花だと思います。

「千裕」は今年もその美しさで多くのお客様を驚かせています。
この花を見ていると「枝ぶりがなんだ!」と叫びたくなります。
美しい花をより美しく見せる為の木作り?をして欲しいものです。
美しいながらも、はかない花を見る為にだけ、一年を精一杯手入れしながら費やすのもいいのではないでしょうか。
その価値がある花だと思います。

「紅子」も花が小さくて、「千裕」と同じように美しい花を楽しむのに、さほどの技術がなくてもそれなりの花は咲いてくれます。
それに比べ、大輪系は常に花の大きさやすっきりした色彩を追い求め、挑戦の連続です。

花が終わる頃になると、いつも「来年こそは!」と何かをつかめた気がして、意欲が湧いてくるのですが、一年間その気持ちを保つのは大変な事です。
しかし難しいからこそやりがいもあるのだと思います。

きれいな花を咲かせた時、さつきにまったく興味のない人でもその美しさに驚きます。
私は会員の方達に「来年は花咲か爺さんになって下さい!」と、失礼な言葉でお尻をたたかせて貰っています。
私のような業者が手に入れる情報をできるだけお客様達と共有して、少しでも良い方向へ進めたらと思っています。
生き物商売は価格第一の商売相手という関係では空しすぎます。
さつきは生き物ですから、購入した後の管理状態で一年もすれば大きく変わり、商品の価値は商品そのものだけとは限らないと思っています。
やはり人間関係ではないでしょうか。
今年も当園で咲いた美しい花々の写真をご覧ください。



---お詫び---
関西の方から「翠光」について、お問い合わせを頂いていたのですが、体調が最悪の状態で、長い間声が全く出なくてお電話ができませんでした。
ブログをご覧になっていただいているようなので、ここで深くお詫びいたします。
ただ当園では現在お電話での商談はいたしておりません。
大変申し訳ございません。



翠光031_2
↑翠光(SUIKOU)

千裕016_2
↑千裕(CHIHIRO)

紅子157_2
↑紅子(BENIKO)

三彩025_2
↑三彩(SANSAI)

鹿沼の輝018_2
↑鹿沼の輝(KANUMA-NO-KAGAYAKI)

新生013_2
↑新生(SHINSEI)

琴の舞036_2
↑琴の舞(KOTO-NO-MAI)

彩春011_2
↑彩春(SAISHUN)

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2011.06.06 Mon
園主の独り言【皐月展、その後… アフターケアについて】
「さつき研究」の展示会情報を見ていると、本当によくこれだけの数の展示会が続いているものだと驚いてしまいます。

自分でやっていてその大変さがよく解ります。
「会」として団体でやるのですから、人間関係の取りまとめや出品点数の確保や質を落とさないようにと、いろいろと気づかいも多いのですが。。

今年は珍しく体調をくずし、一時声が出なくなり、電話で話す事もできなくて多くの方にご迷惑をおかけしてしまいました。
まだ本調子ではありませんが、変な声でもどうにか話す事ができるようになりました。


ここ数日で殆んどの花が咲いてきました。
「展示会」の最終日から数日間、雨が続き店に取り込めない多くの花がダメになるのでは?と心配しましたが、体調の悪い中、殺菌剤を散布しておいたのが功を奏し、雨に打たれた花やナメクジの被害にあって、傷んだ花を取り除けば、残っている蕾が何もなかったかのようにきれいに咲き始め少しホッとしています。
やはり手を抜かない事が大切です。

今年も前半は「三姉妹」「紫扇」等が美しく咲き誇っていましたが、そこに「花綴」の極めて派手で個性的な花形が加わり、お客さまも驚かれていました。
「花綴」は今年の初めに鉢上げしたため、花の大きさが不揃いで、あれでも本来の力からすれば控えめだったと推測しているのですが、とにかく想像以上に派手な花でした。

今年益々気に入ったのが「新峰」です。
昨年以上に美しく咲き誇り、120cmの樹高を十分に生かし切るように地合いのすっきりした色が際立っていました。
手元で初めて咲かせた「紫陽」も、鉢上げしたばかりで本来の実力には程遠いものだとは思いますが、美しく輝くような白地に鮮明な紫の絞りが入り、底白もはっきりとしていて、上品さを感じさせる花で、まさに銘花の器だと思います。

今年もやはり素晴らしかったのが「紫輝彩」です。
これまでにない美しさです。
この品種も「日本皐月協会」に今年登録されたそうで、目にすることが多くなるのではないでしょうか。
粗悪な苗をばらまくことなく、品質の良いものを大切に広めて欲しいものです。

「新月」は今年初めて見る花でしたが、蕾の数が極端に少なく、ほんの数輪しか見る事ができませんでした。
それでも一輪の「底白の地合い絞り」の優しい美しさは、大輪花では初めて目にするもので、来年に大きな期待を抱かせてくれました。


今年は福岡の若い御夫婦が昨年当園から購入されていた「山東華」「三姉妹」程の大きさの花が咲いたとお聞きし、丁度その時どれも小さな花しか咲いてないやつを並べていた私は、まだまだ勉強不足を認めざるを得ませんでした。
でもお客様が期待以上の花を咲かせて下さるのは、正直とてもうれしい事です。
あの時の「山東華」達も今頃になって少し大きな花に変わり始め、美しいと言えるところまで来ました。
もっともっと頑張ります!


さつきはやはり「花が命」です。
今年もその事をはっきりと実感させられる花季でした。



---
015_2.jpg
↑2011年度の展示の様子

花綴124_2
↑花綴(HANATUZURI)
新峰179_2
↑新峰(SHINPOU)
紫陽003_2
↑紫陽(SHIYOU)
紫輝彩002_2
↑紫輝彩(SHIKISAI)
新月122_2
↑新月(SHINGETSU)
山東華006_2
↑山東華(SANTOUKA)

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