2011年度花季展終了いたしました。皐月写真多数掲載
長野皐月園愛好会主催の「花季皐月展」は5月23日をもって無事終了しました。今年も多数のお客様にご来場いただき、ありがとうございました。
会員の皆様方にも全員参加のご協力をいただき、さぞお疲れになられた事と思います。
しかし、当園のさつきの見頃はこれからで、最新花も多くが今開き始めています。
おそらく他ではなかなか見ることのできないような最新花も多いはずです。
今年、
日本皐月協会に私が登録する予定の「なお姫」も用意しておいたのですが、つぼみの数が少なく、満足に花を見る事が出来なかったのがとても残念でした。
私にとって最新花を日本皐月協会に登録するというのは夢のような出来事で・・・。
40年近くこの仕事をやっていて、ただ商売をしていたと言うだけでなく、ほんのひとつでも足跡を残せる事は、有難い事だと思っています。それでは、今年の花季展に出品された作品の一部をご覧ください。
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↑五月晴(SATSUKIBARE)

↑紫輝彩(SHIKISAI)

↑紫陽(SHIYOU)

↑飛鳥の誉(ASUKA-NO-HOMARE)

↑飛鳥錦(ASUKANISHIKI)

↑天竜えびす(TENRYU-EBISU)

↑翠香(SUIKA)

↑碧翠(HEKISUI)

↑翠峰(SUIHOU)

↑桃香(MOMOKA)
月刊「さつき研究」の5月号に当会(長野皐月園愛好会)の昨年の花季展の写真が掲載されました。写真では半数が最新花の花物仕立てでしたが、実際にはすべての会員さんが最新花の花物仕立ても出品されていました。
毎年、先陣を切って派手な花を咲き誇っていたアザレヤの
「赤富士」も、今年はお客様のお棚で色づき始めている事でしょう。
商売とは言え長い間手元で作り込み、在庫が1本のみになってしまい、樹高1mの長尺樹形にあふれんばかりの花が咲いた雄姿を見るにつけ、手放すことをついためらってしまうものでした。
でも商売なのだから、売り惜しみは許されません。
特に商売が冷え切っている今、お客様に求められるのは有難い事だと思っています。
今年は開花が遅れているようですが
「玉玲」・「紫扇」・「三姉妹」等が咲き始めました。
「玉玲」は今ではあまり見かけなくなっていますが、一時期は仕入れが間に合わない位の人気品種で、久々にみる花は美しくて新鮮です。
昔は花前の施肥は花が腐れやすくなると言われ、春先以降控えていましたが、今では開花までに3度の施肥を行っています。
肥料や水が足りなければ、良い花は望めないようです。
これから肥料と共に大切なのが、消毒の散布です。
特に咲き始めてからは、
殺菌剤(ベンレート水和剤等)の散布が重要になります。
美しい花を出来るだけ長く見続ける為には欠かせない作業です。
今年の「花季展」は5月20日(金)~23日(月)までの予定です。
展示会だけでなく当園では多数の最新花をそろえ、実際の花を見る事ができます。
多くの御来園をお待ちしています。
↑現在開花中の「玉玲」(GYOKUREI)

↑赤富士(AKAFUJI)

↑大寿(DAIJU)

↑紫扇(SHISEN)

↑ニュー飛鳥の誉(ASUK-NO-HOMARE)

↑紫苑(SHIEN)

↑鹿沼の輝(KANUMA-NO-KAGAYAKI)

↑織姫(ORIHIME)

↑ふじの輝(FUJI-NO-KAGAYAKI)