盆栽ひとすじ40年の園主のコラム&ワンポイントアドヴァイス
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プロフィール

園主

Author:園主
福岡県大牟田市にある皐月専門店「長野皐月園」の園主。

盆栽業を長く続けているからこそ、アドバイスできること。
思いなどをコラム調につづっております。
手軽でスタイリッシュではないけれど、趣のある昔かたぎな【皐月】の良さを、若い世代にも知ってもらいたい!
30年の間に培ってきた経験を、ネットを通して伝えて行きたいのです。

■2011年5月25日■
【なお姫】
(社)日本皐月協会に新花登録。
(長野嗣 名義)
---

お気軽にコメントください。
質問等も、出来る限りお答えしたいと思っております。
リンクをしてくださる方は、お手数ですがご一報くださいませ。

趣味:パソコン、車、DVD鑑賞など

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2011.02.17 Thu
園主の独り言【花物にこだわってこそ…】
さつきの実生を最新花として登録するまでに、最短でも約10年の歳月がかかります。

実生の場合、親をしのぐ程の美しい花はなかなか出ないそうで、殆んどが劣性だと聞いています。
新花登録の審査の日に開花時期を合わせる為の高度な技術や努力も必要となり、簡単な作業では有りません。
それでも枝変わりと違い、同じ花が他から出てくる心配は無く、自分だけの花となるのは大きな魅力です。
新しい花は、それまでの花よりもっときれいな花を目指して、改良に改良を重ね、満を持して登録に挑むわけですから、美しくないわけがありません。

毎年3つの大きな「皐月協会」に数十種類の新花が登録されますが、その中で愛好家が実際に目にする事が出来る品種はわずかで、まったく見ない人の方が多いくらいでしょう。
九州で長年やっている人の中には最新花に限らず、皐月の「花」を見ようともしない愛好家が多く、そのくせ品種にだけはこだわるのが理解できません。

以前、毎年関東へさつきを仕入れに出向いていた頃、私が今でもその感性と技術や人柄まで尊敬している皐月盆栽作家の方達は、当時自分の趣味と言って美しい花物盆栽を所有されていました。
一緒にさつき屋さんを回った時も「新潟キリン」を見つけ、嬉しそうに買って行かれたのが印象的です。
皐月盆栽作りでの技術の優劣はそれなりにわかりやすいのかも知れません。
しかし名人と言われる人が咲かせた花を見て、その技術を理解しようとする人は少ないのではないでしょうか。
さつきの人気は花が基本となっているのに、それを忘れてしまっている古い愛好家が多いのが残念でなりません。

長年この仕事をやっていて、愛好家の方が身体的理由でさつきの趣味を断念される時、「これだけは残しておきます」と言われるのはすべて、花のきれいなさつきです。
「花に始まり花に返る」という現実を何度も見てきました。
私自身も今そんな心境です。



新煌015_2
↑新煌(SHINKOU)
夢物語007_2
↑夢物語(YUME-MONOGATARI)
明翠020_2
↑明翠(MEISUI)
千代の誉011_2
↑千代の誉(CHIYO-NO-HOMARE)
新翠030_2
↑新翠(SHINSUI)
君子003_2
↑君子(KUNSHI)
翠光023_2
↑翠光(SUIKOU)
tyouyou_20110217230153.jpg
↑朝陽(CHOUYOU)
beniko_20110217230153.jpg
↑紅子(BENIKO)
asukayama_20110217230152.jpg
↑明日香山(ASUKAYAMA)
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2011.02.08 Tue
園主の独り言【実物の花の美しさ】
「幸の寿」が出現した時、これまでのさつきになかった色彩だと評され、その不思議な色合いに驚かされたものです。

当時は「寿光」を親とする最新花が多く作出されました。
98年に日本皐月協会の花季展で農林水産大臣賞を受賞した「那須野」も丁度この頃の作出で、国際的な色彩だと絶賛され、ベルギーの花博にも出品されたと聞いています。
今では最新花としてもてはやされていた人気品種達が親となり、素晴らしい最新花が数多く出現しています。

「寿光」の後に最新花の改良の基となり、巨大な流れを作っているのが「翠扇」でしょう。
花の大きさ、花形の良さ、白地が美しいから絞りが晴れ、太りが早い、と何拍子も備えた銘花です。
私の好きな「彩春」、「紫輝彩」、「五月晴」、「紫扇」、「紫陽」、「三姉妹」等もすべて「翠扇」系です。

さつきの商売をやっていても、最近では「持っていたい」と思ってしまう花がたくさんあります。
昨年初めて手元で咲かせた「紫輝彩」は、パステルカラーの様な白だと聞いていたのですが、写真ではわからず想像がつきませんでした。
しかし咲き始めの白花を見た時、その説明がやっと理解できました。
まさにパステルカラーと言える、今までに見た事のない色に衝撃を受けたものです。

「紫扇」の花も衝撃的で、それまでの300万画素のデジカメでは、どうしても色が出ないので、1200万画素のデジカメに買い替え、どうにか本物に近い色合いが出るようになりました。
しかし「三姉妹」の二色咲きは、1500万画素の一眼レフでも、満足な色が見られません。
月刊誌(さつき研究)に掲載されている写真でも物足りません。
それ程、実物は凄いという事でしょう。


ともかく、今の「最新花」は実物を見なくては語れません。
これからもできるだけ多くの最新花を取り揃え、生の花を愛好家の方達にお見せしていきたいと思っています。



幸の寿061_2
↑幸の寿(SACHI-NO-KOTOBUKI)

彩華062_2
↑彩華(SAIKA)

祝星053_2
↑祝星(IWAIBOSHI)

三姉妹115_2
↑三姉妹(SANSHIMAI)

新峰002_2
↑新峰(SHINPOU)

上ノ山小町026_2
↑上の山小町(KAMI-NO-YAMA-KOMACHI)

彩春021_2
↑彩春(SAISYUN)

新煌陽033_2
↑新煌陽(SHINKOUYOU)

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2011.02.02 Wed
ワンポイントその21(この季節のお手入れ)
2月に入り九州ではそろそろ根が動き始める頃です。

2月の末か3月の初めに、ホコリダニの予防として、コロマイトやサンマイト等のホコリダニに効果のある殺ダニ剤の散布が大切です。
いつも言っている事ですが、殺ダニ剤の散布は基本として1シーズンに1回なので、普通の殺虫剤の1.5倍位の量をかけ残しの無いようにたっぷりと散布します。
中途半端にかければ、生き残ったダニには、その薬に対して抵抗力がついてしまうそうです。
ホコリダニは繁殖の早さも異常ですが、生命力の強さもすさまじいそうです。

美しい花を長く楽しむためには、消毒が欠かせません。
頑張りましょう!




004_2_20110202215445.jpg
↑早耶香(SAYAKA)
019_2_20110202215445.jpg
↑春苑(SYUNEN)
004_2.jpg
↑桃香(MOMOKA)
013_2.jpg
↑菊姫(KIKUHIME)
002_2.jpg
↑千裕(CHIHIRO)
012 (2)
↑翠蓮(SUIREN)
010_2.jpg
↑翠宝(SUIHOU)
017_2_20110202215513.jpg
↑琴の舞(KOTO-NO-MAI)

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