園主の独り言【2010年度秋季展について(後篇)】
「秋季展」を終え、いつもの静かな毎日に戻りました。年に2回の展示会の為だけに建設した展示場ですが、敷地の正面に建っているため、普段は空っぽの建物にしか見えず、近所の方達からは「商売はやめたのですか?」とよく言われます・・・

当園では開園当初から『長野園芸』として「花季展」を開催してきましたが、20年前、展示場を新築するに当たり、それまであった展示場の欠点を直すべく、できるだけ観やすいように工夫して造りました。
強度の面も、自宅が台風等で壊れたとしても、展示場だけは残るのでは?と言われるくらい頑丈な鉄骨造りです。
これを機に、それまで兄と同じ「長野園芸」だった屋号を「長野皐月園」に改め、今日に至っています。
昨年から娘夫婦がお向かいでレストランを始めたため、食事に来られた方達が展示会を見に来られるようになり、会期中の来観者は多くなりました。
それでも「秋季展」は「花季展」とは比較にならないほど来観者は少なく、これまでは一般の方が観に来られる事は殆ど有りませんでした。
今の厳しい現状を考えるといつまで展示会を続ける事が出来るか解りませんが、私自身皐月が好きなので、出来る限り頑張りたいと思っています。「秋季展」の作品、第2集をご覧ください。

↑華の司 (樹高:38cm / 幹回り:28cm)

↑貴公子 (樹高:66cm / 幹回り:9cm)

↑大盃 (樹高:75cm / 幹回り:38cm)

↑日光 (樹高:37cm / 幹回り:38cm)

↑白玲 (樹高:41cm / 幹回り:33cm)

↑如峰山 (樹高:27cm / 幹回り:32cm)