盆栽ひとすじ40年の園主のコラム&ワンポイントアドヴァイス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
- | ワンポイントアドバイス | 園主の独り言 | その他 | 番外編 | |
▼ サツキ写真館
▼ メールフォーム
*******ご注意
初めてメール送信される方は、連絡先/簡単な自己紹介を必ずご記入ください。
▼ ブログ内検索
▼ FC2カウンター
▼ RSSフィード
▼ リンク
▼ ランキング参加中↓
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
○●◎サツキ盆栽通信◎●○
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
≪2010.04 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 2010.06≫ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▼ プロフィール
Author:園主 ▼ 長野皐月園HP
▼ 最近の記事
▼ 最近のコメント
▼ カレンダー
▼ 月別アーカイブ
▼ カテゴリー
▼ 小さな天気予報
▼ 登録中
|
「 2010年05月 」 の記事一覧
皐月写真(紫輝彩 他…)
当園にとって最大のイベントである「花季展」が終わり、展示場にはあふれんばかりの商品の皐月が並びました。
今年も花を大きく咲かせるという課題で、「紫扇」に関しては、花色も大きさもどうにか満足できるものとなり、これまででは最高の花が咲きました。 しかし今の幹の太さ(8.5cm)からして樹高1mの木に花を咲かせるには力不足は否めず、太くなればもっとすごい花が咲くはずに違いありません。 「天使の翼」は今数輪の花が咲き、つぼみも膨らんできています。 太りが早いので昨年より幹がしっかりとして、花も今年の方が大きくて、より尖っています。 しかし本来の力を発揮するためには、やはりこの木ももっと太さが必要でしょう。 まだまだ持ち込みが必要と言う事です。 28日に今月5回目となる消毒の散布をしました。 ここ数年は早朝に散布しています。 今年の花で私が個人的に感動した花は、初めて咲かせた「紫輝彩」です。 皐月の花を見慣れた愛好家でないと他の皐月との違いが分かりにくいかもしれませんが、全体に緑がかった白花に照りのある紫紅色の絞りが入る大輪は、明らかに他の花と異なり、私は強く惹かれました。 あの独特の質感は写真で表現するのが難しく、実物を見るしかなさそうです。 しかし出回っている数が極端に少なく、見る機会が少ないのが残念です。 意外なほど、特に女性に人気があったのが「千羽鶴」です。男性の方は「変わった花」に見えるようですが、女性の方達は「美しい」と感動されるのです。これは男女の感性の違いなのだろうと思いました。 今年咲いた花々をご覧ください。 ![]() ↑紫輝彩 ![]() ↑万里の煌 ![]() ↑天使の翼 ![]() ↑桃香 ![]() ↑紅子 ![]() ↑春苑 ![]() ↑新煌陽 ![]() ↑ふじの輝 ![]() ↑さくら スポンサーサイト
テーマ:花と生活 - ジャンル:趣味・実用 園主の独り言【花季展を終えて…】
「花季展」は23日(日)の豪雨にたたられはしましたが、無事に終了しました。
今回は昨年開店した娘夫婦のレストラン『集』へお越しのお客様等が多数来られ、「花季展」らしい賑わいを見せました。 愛好家の方達も今までに見たこともない品種の多さに戸惑いながらも、「最新花」の美しさに驚かれていたようです。 私達の「長野皐月園愛好会」では、ただ「最新花」を収集するだけでなく、美しい花を咲かせるための努力も半端ではないと自負しています。 その一つとして、5月は22日までに4回の消毒をしています。 一度に120リットルを散布するので2時間はかかります。 商売の方はともかく、我ながら「頑張っているな。」と思います。 その甲斐あって、今年も素晴らしい花々が咲き誇り、この時期ばかりは「贅沢な商売だな」と思ってしまいます。 それでは商売人でさえ贅沢だと思わせてしまう美しい花々をご覧ください。 ![]() ↑愛花 ![]() ↑寿姫 ![]() ↑紫扇 ![]() ↑翠扇 ![]() ↑大寿 ![]() ↑白琳 ![]() ↑翠香
テーマ:福岡 - ジャンル:地域情報 さつきまつり開催中
今年の「翠香」は美しさが際立っています。
入手して3年になり、最初の花は白ばかりが多くてあまりパッとしなかったのですが… 今年に入り絞りや赤無地も程よく入り、花形や花色の良さと立派さで押しも押されもしない名花の風格を漂わせています。 最新花は鉢に植え込んでから、3?5年位は持ち込まなければ本当の花を見ることはできないようです。 春先に入手した「海ほたる」も根切りして植え替えていたのに、きれいな花が咲いています。 それでもまだ色の濃さと花弁の厚みが実力には程遠く、花の大きさももっと大きくなるはずです。 色彩は確認できたのでこれからが楽しみです。 ![]() ↑海ほたる 長野皐月園愛好会主催の「花季皐月展」が5月21日(金)から24日(月)まで当園展示場で開催しています。 私なりのこだわりから、今年の展示品は最新花の花物仕立てがほとんどとなり、会員の皆様にも私の思いが支持され感謝しています。 これからも「秋季展」と「花季展」の区別をはっきりと付け、特に「花季展」は皐月趣味の原点である花の美しさを追求したものにしたいと思っています。 今年の「花季展」に出品された「翠香」から作品をご紹介します。 ![]() ↑翠香 ![]() ↑はなびん ![]() ↑織姫 ![]() ↑紫苑 ![]() ↑君子 ![]() ↑星の輝
テーマ:福岡 - ジャンル:地域情報 ワンポイントアドバイス(その20)
早咲きの皐月はほぼ満開を過ぎ、「翠香」、「紫輝」、「五月晴」等多くの皐月も咲き始めました。
殺虫剤と殺菌剤に展着剤を加えた混合液の散布は今月(5月16日現在)だけで3回実施しています。 ナメクジ誘殺剤もまいています。 これだけやっていると雨は恐くないのですが、太陽光線の方が花を傷めます。 殺虫剤はオルトラン水和剤の1000倍液で、殺菌剤はベンレート水和剤の1000倍液とバイレトン水和剤の1000倍液を交互にオルトラン水和剤と混ぜ、展着剤はダインを使用し、少し多めに加えています。 開花時期に入ってからは、スミチオン乳剤のような液体の薬剤より粉末の薬剤の方が花を傷めないようで、満開の花にも同じようにかけているのですが、葉先が少し白くなるくらいで花に影響はありません。 ただし粉末を溶かす場合は小さな容器に薬剤を入れ、少し熱めのお湯を使った方がよく溶けます。 溶かした後に展着剤を加え、よくかき混ぜてから所定の量の水に溶かして薄めます。 ベンレート水和剤は特に水では溶けにくく、お湯の方がよく溶けます。 ----- 今咲いている少し変わった花々の写真を載せておきます。 ![]() ↑「千羽鶴」に赤い花が咲いたのです。 これまでにも絞りは出ていたのですが、赤無地は初めてです。 ますます不思議な魅力を見せてくれます。 ![]() ↑「ほたる」は初めて見ます。 これでも晃山系なのだから驚きです。 ![]() ↑「はたる火」も初めての花です。 赤の色が思いっきり濃くてきれいです。 ![]() ↑「紫輝彩」(右)と「新春」(左)の白花を比較してみました。 ![]() ↑「蓮月」の2色咲き部分。 ![]() ↑最後は正統派の名花「五月晴」の美しい花をご覧下さい。 実物はもっときれいですよ。
テーマ:花と生活 - ジャンル:趣味・実用 皐月写真:三姉妹、大寿、山東華、ニュー明日香の誉
![]() ↑ 「三姉妹」の花があまりにもきれいなので、来園者の方々は皆見とれてしまい、最新花の凄さを実感します。 この花は本などでの写真うつりが悪く、「萌華」との違いがはっきりと見て取れないのが残念です。 花芸の良い実物を見ればその差は歴然としていて、「萌華」がかわいそうなほどです。 ![]() ↑ 今年初めて花を見る「大寿」もちらほらと咲き始めています。 「寿光冠」の花色はそのままに、もっと咲き分けて開ききる大輪で、想像を超えた上品な美しさは圧巻です。 ![]() ↑ 「山東華」も初めてですが、写真どおりの上品な花で、葉性や枝うちの良さ等から盆栽にも向いているようです。 「大寿」も「山東華」もこの春、根を切り込んで植え替えたばかりなので、来年はもっと力強い花が期待できます。 「紫輝彩」は特に興味を持って開花を待っていたのですが、ようやく白花が一輪咲きました。 花底がグリーンで花弁全体も薄いグリーンがかっていて、パステルカラーとの説明を受けていたのですが、期待通りの花色で、ほんの少しの赤が入ればあとはこの不思議な白花だけでもかまわないと思ってしまいました。 本当に説明の難しい花色で、見れば見るほどその不思議な魅力に引き込まれてしまいます。 写真では微妙な色が出せないので、もう少し咲いてから写真を載せたいと思います。 ![]() ↑ 「ニュー明日香の誉」も一気に満開しそうな勢いで咲き始めました。 他にもたくさんの品種が咲き始めていますので、これから写真を公開していきたいと思っています。
テーマ:花と生活 - ジャンル:趣味・実用 | HOME | | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Template by まるぼろらいと / Copyright ©○●◎サツキ盆栽通信◎●○ All Rights Reserved. |