盆栽ひとすじ40年の園主のコラム&ワンポイントアドヴァイス
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プロフィール

園主

Author:園主
福岡県大牟田市にある皐月専門店「長野皐月園」の園主。

盆栽業を長く続けているからこそ、アドバイスできること。
思いなどをコラム調につづっております。
手軽でスタイリッシュではないけれど、趣のある昔かたぎな【皐月】の良さを、若い世代にも知ってもらいたい!
30年の間に培ってきた経験を、ネットを通して伝えて行きたいのです。

■2011年5月25日■
【なお姫】
(社)日本皐月協会に新花登録。
(長野嗣 名義)
---

お気軽にコメントください。
質問等も、出来る限りお答えしたいと思っております。
リンクをしてくださる方は、お手数ですがご一報くださいませ。

趣味:パソコン、車、DVD鑑賞など

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宣伝目的、掲載画像・文章の無断転載/仕様等、堅くお断りいたしております。

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2014.03.22 Sat
園主の独り言【皐月と車の話】
植物の売買に携わって約40年になります。

実家が農家でもなく、植物に興味があったわけでもないのに、正直成り行きでこの道に入ったのですが、今ではさつきの良さも自分なりに理解してきました。
お客様に楽しんでもらう仕事は、その分、自分を犠牲にして成り立つものだと思います。

子供たちが小学生だった頃は、遊びに行くにしても土、日はお客様が来られる確率が高いので閉める事が出来ず、平日に学校を休ませて連れて行くという状態でした。
ひどい時は、夕方早めに家を出て阿蘇山まで一緒にドライブなどをしていました。
車好きでドライブ好きの私には、長時間のドライブも苦にはなりませんでしたが、どちらかと言うと家族へのサービスの色合いが濃かったと思います。

学校を休ませるにあたって、ベテランの先生は理解を示して下さいましたが、若い担任の先生からは「親がそんなことでどうしますか!」と叱られたこともあります。
どこへ遊びに行くにしても、冬以外、私の頭の中では水やりの心配が常に付きまといます。
子供たちは生まれた時からそんな生活だったので慣れていたかと思いますが、妻は私のがまんに付き合う事で、ストレスも溜まったことでしょう。

でも悲しいかな何十年も同じような習慣がついてしまうと、私自身を解き放つことができなくなってしまいます。
酒は飲めない、タバコは29歳でやめギャンブルもせず、まるで面白味のない変人としか思えませんが、どこかにとんでもない弱点はあるもので…
私の場合、余り我慢の生活だったので妻の方から「好きな車を買ったら?」とこの一言で火がついて、さほどの車ではなかったものの、罰が当たるくらい買ってしまいました。


最後は自分にとって究極の国産スポーツカーと言う思いで、分不相応だと十分自覚して手に入れたのがホンダNSXで、発表から2年間考え抜いて新車を購入しました。
お金持ちの人から見ればお笑いでしょうが、私にとっては無理を承知の重大な決断でした。
後のメンテナンスや経費など(それだけではありませんでしたが)を考えて、国産車であることを絶対条件として、NSXの発売予想が車の雑誌に取り上げられだしたのを見た時「これしかない!」と秘かに思いました。
アルミの車体とノンターボと言うのも決め手でした。
そんなもの凄い思い入れをもって手に入れた車ですから、22年目を迎えた今も、車庫の中に新車のような状態で、いつでも走れるようにスタンバイしています。

でも買う前の2年間に妥協してもっと安い車にしようか?と悩んだこともありましたが、妻は頑として「買うならNSXで他の車なら買わない!」と驚くような事を言ってのけ、妥協を許しませんでした。
この一言を言い放っていたからか?買った直後に、もの凄い事態に直面した時でも「手放せば?」と言ったことは一度もありませんでした。
今でもこのことにだけ?は妻に感謝している私です。





光圓IMG_3556
↑光圓(KOUEN)

紅子IMG_3524
↑紅子(BENIKO)

上ノ山小町IMG_3567
↑上ノ山小町(KAMINOYAMA-KOMACHI)

山東華IMG_3609
↑山東華(SANTOUKA)

千裕IMG_3615
↑千裕(CHIHIRO)

IMG_1077.jpg
↑ホンダNSX(HONDA NSX)
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テーマ:自動車全般 - ジャンル:車・バイク
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2014.01.21 Tue
園主の独り言【挿し芽苗と整型について】
私は小売業という事もあって挿し芽は余りやらなかったのですが、ずいぶん前に挿していた「明日香」が大きくなったのを見て、7年ほど前から少しだけ挿し芽をしています。

背丈を伸ばす設備もないので、個性と花時のボリュウム感を考え、ほとんどを株立ちに仕立てています。
そのさつき達もどうにか形になり始めたので、少し早いか?とは思いましたが、花時の映りを考えて一部を化粧鉢にあげてみました。(培養も兼ねているので鉢はかなり大きめです)
まだ盆栽とまではいきませんが、あと数年で面白い樹になりそうです。
以前にも数鉢を紹介したことがありますが、あの時より少しボリュウムが出てきたように思います。

盆栽は終わりがないので、持ち込みが良ければ古くなるほど趣が出てきます。
たださつきが他の盆栽と違うところは、良い花でなければならない事だと思います。
どんなに盆栽として形が優れていても、その品種としての花が咲かなければ評価はされず、もし花が悪い事を明かさずに売れば、さつきの世界では信用を失ってしまいます。
さつきにとって、花とはそれほど重要なのです。

さつき界全体がもっと花を大切に思うようになれば良いですね。




千羽鶴IMG_3943
↑千羽鶴(SENBAZURU)

ニュー飛鳥の誉IMG_3917
↑ニュー飛鳥の誉(NEW_ASUKA_NO_HOMARE)

はなびんIMG_3924
↑はなびん(HANABIN)

星の輝IMG_3936
↑星の輝(HOSHI_NO_KAGAYAKI)

飛鳥の誉IMG_3920
↑飛鳥の誉(ASUKA_NO_HOMARE)

明日香山IMG_3930
↑明日香山(ASUKAYAMA)

立山の舞IMG_3921
↑立山の舞(TATEYAMA_NO_MAI)

<整型品>
紅の天使樹高75Cm幹回り7CmIMG_3938
↑紅の天使(KURENAI_NO_TENSHI)樹高:75cm/幹回り:7cm

千羽鶴樹高90Cm幹回り8CmIMG_3937
↑千羽鶴(SENBAZURU)樹高:90cm/幹回り:8cm

なお姫       樹高100Cm 幹回り11,5Cm IMG_3960
↑なお姫(NAOHIME)樹高:100cm/幹回り:11.5cm




<おまけ>

IMG_3762.jpg
リアル招き猫(みけ)

テーマ:盆栽 - ジャンル:趣味・実用
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2014.01.14 Tue
園主の独り言【大昔を振り返って】
栃木に仕入れに行か(け)なくなって随分と経ちますが、初めて行った時から30年近く欠かさず年に数回通ったものです。

栃木は私にとって聖域であるため、他人(同業者等)を同行するのには抵抗があり、実の兄と数回トラックで行き、無理な時は一人で往復したこともあります。
慣れた人にとっては何ともない事かも知れませんが、私のような旅慣れない者にとってはかなりの苦痛で、栃木に着いてからも夜眠れなくてつらい思いをした事が度々でした。
途中から飛行機で行くようになり、栃木の業者の方の協力で軽トラックをお借りして1ヵ所にさつきを集め、あとから大型トラックで鹿沼土と共に運んでもらうようになり、荷が着いてからはお客様が数人で降ろすのを手伝って下さいました。

私が行き始めた頃の鹿沼市は、地元の大牟田市も小さな町だと思っていたのですがそれよりずっと田舎で、当時は自動販売機を探すのにさえ苦労するほどでした。
飛行機で行くようになって、春休みを利用してまだ小学生だった次女を連れて行ったのですが、それほどの田舎とは思っていなかったらしく…
夜、妻に電話をさせようと道路沿いの公衆電話ボックスへ行き、話し始めたら余りの寂しさに耐えきれずに泣き出してしまい、誘拐犯と間違えられるのではないか?と慌てたことがあります。

栃木に着いたら車で走りっぱなしになり、行く先々で商品を捜し、欲しいものを探し当てたところで値段の交渉になるので、滞在中気を抜くことは有りませんでした。
今考えればよくあんな状態でやって来たなと思うのですが、当時は3人の子供を育てるのに必死で、とにかく走り続けていたように思います。
でもそんな苦労?のかいあって、今でも電話で情報を知ることができる仲間がいます。
この業界では栃木が中心となっているので、栃木でのさつきの動きが参考となります。
今ではさつき屋さんもほとんどが世代交代して大きく様変わりしていることでしょう。

さつきを取り扱うようになってから、バブルの時代が始まったのですが、まっただ中を何となくよくわからないまま通っていると、知らない間に泡ははじけていたそうです。
その時私が置かれていた状態を例えるなら、抱えきれないほどの荷物を持って、よじ登っていた踏み台がいつの間にか消えてしまったという感じでした。
守りに入る歳だったらもっと違っていたのでしょうが、まだ若くてこれから築いていかなければならないような年齢だったので突っ走っていたのです。
私にとってそのことが良かったのか?悪かったのかは何とも言えませんが、それでも今こうして平和に暮らしていける事を感謝するべきなのかも知れません。




翠宝010
↑翆宝(SUIHOU)

高砂023
↑高砂(TAKASAGO)

彩014
↑彩(IRODORI)

新生008
↑新生(SHINSEI)

日本の光007
↑日本の光(YAMATO-NO-HIKARI)

翆蓮002
↑翆蓮(SUIREN)

白恵比須010
↑白恵比須(SHIROEBISU)

早耶香004
↑早耶香(SAYAKA)

テーマ:盆栽 - ジャンル:趣味・実用
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2013.12.23 Mon
園主の独り言【皐月専門誌から最新情報を得る&おまけ写真】
店の入り口で咲いていた「皇帝ダリア」も、冬の到来で花が終わりました。

今年は自分の時間をたっぷり持てたので、たまりにたまっている最新花の手入れに追われ、右肩が痛くて毎日シップを貼っている状態です。
こうしてさつきを手入れしながら改めて見ていると、盆栽はたとえ花物であっても、美しく見せるためのセンスが必要なんだなとつくづく思います。

以前よく遊びに来られていたお客様で、頃合いの良い小品盆栽の新木を購入されていたのですが、その方は片方の腕を失っておられ、どうやって手入れされているのか?不思議に思っていました。
ある時さつきの配達を依頼され、初めてお棚を拝見することになり、きれいに手入れをされた小品盆栽に驚かされたものです。
多めにつけてある枝を短く追い込み、鋏だけでの正確な切込みによる独自の作りは、センスの良さそのものだと感心するばかりでした。
小品盆栽の雰囲気と言うものをよく呑み込んでいらしたのだと思います。

何事もそうだと思いますが、盆栽もセンスを養うには、全国のハイレベルな展示会や個人の作品等を数多く見る事が大切で、それには「さつき研究」等の専門誌を意欲的に読みあさるのが一番簡単な方法だと思います。
長期間購読していると、あまり変わり映えがしないような気になりがちですが、毎年ものすごい数のさつきを撮影され、その中から厳選して掲載されているので、品種や樹形も時代と共に少しずつ変わってきていることに気付くのではないでしょうか。
沢山の写真を見ていると、その中に参考になる樹形も見つかるかも知れません。

数年前に他界されたお客様で当園の愛好会の中心的存在だった方は、出版されたほぼすべての盆栽の本を購入されていて、亡くなられる少し前までいつも枕元に数冊を積んでおかれたそうです。
その方は根っからの盆栽好きで、表面的には控えめな方でしたが、盆栽センスの良さとその姿勢は会員さんのだれもが認めるところでした。
沢山の新しい写真を見る事によって向上心を掻き立て、盆栽センスを身につけてこられたのでしょう。


時代の流れと共にいろんなものも押し流されてしまったような気がします。
そんな中で、これまで私の周りには常に数人の価値観を共にするお客様がいらして、どんな時でもぶれる事無く支えてきてもらった事は、とても幸運だったと思います。




P1000038.jpg
↑皇帝ダリヤ

明翆IMG_3722
↑明翆(MEISUI)

幸の輝IMG_3682
↑幸の輝(SACHI-NO-KAGAYAKI)

鹿沼の輝IMG_3716
↑鹿沼の輝(KANUMA-NO-KAGAYAKI)

三彩IMG_3668
↑三彩(SANSAI)

紅子IMG_3653
↑紅子(BENIKO)




【おまけ(最近の猫写真)】
<2階の猫達>
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↑視線の先は生まれ故郷(空き家)

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↑舌を出しているリリちゃん

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↑兄弟で仲良く遊んでいる

<1階の猫達>
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↑シロ

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↑ミケ

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↑きーたん

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↑テンちゃん(新しい仲間が増えました)

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2013.11.28 Thu
園主の独り言【寒くなってまいりました】
今年は秋を感じることなく冬の寒さがやって来ました。

春が過ぎると、すぐに夏の暑さがやって来るように、癒しの季節が無くなりつつあるように感じてしまいます。
さつき盆栽を管理するのは自然相手の仕事ですから、季節の移り変わりや自然災害等には、とても敏感にならざるを得ません。
特に台風に関してはぎりぎりまで進行方向を見極めて、どうしてもだめだと思ったら、すべてのさつきを棚からおろさなければならず、大変な作業となってしまいます。
これまでは、台風情報を熱心に見ていると風の吹き具合を予想できたのですが、最近では太平洋を北上しているのに大きな鉢が直撃並みに落ちたり、大型の台風が日本海側に入り込み、どう見ても直撃するはずなのにほとんど吹かないまま通り過ぎたりと、直撃がないから良かったもののわからなくなってしまいます。

この季節になると、花物盆栽であってもある程度の整枝は必要となってきます。
盆栽型のように枝の付け根から無理に鋭角に曲げる必要はありませんが、枝と枝が交差しない程度には広げておいた方が、花が咲いた時に美しいと思います。

「亜輝姫」がぽつりと一輪咲いていますが、純白の美しさに見とれてしまいます。
先日はハッとするような赤絞りが咲き、この時期は一輪一輪が花見本のように美しさを主張しているので、花時とは違った魅力を感じます。

「なお姫」の手入れがやっと終わり、「亜輝姫」の手入れも本数が少なくなった分進んでいて、来年に向けての準備が整いつつあります。と言っても全体からすればほんの一部にすぎず、手入れはこれからが本番と言うところですが・・・。
すべてのさつきを手入れするのは一人では不可能だと認めざるを得ませんが、今年よりきれいな花を咲かせるための努力は惜しまないつもりです。

来年こそ品種の持っている実力を最大限引き出して、微笑もうではありませんか。




三姉妹055
↑三姉妹(SANSHIMAI)

緑花の泉213
↑緑花の泉(RYOKKA-NO-IZUMI)

上の山麒麟033
↑上の山麒麟(KAMINOYAMA-KIRIN)

白恵比須028
↑白恵比須(SHIRO-EBISU)

山東華006
↑山東華(SANTOUKA)

翠光031
↑翆光(SUIKOU)

絆023
↑絆(KIZUNA)

テーマ:盆栽 - ジャンル:趣味・実用
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